今日は資金管理について説明していくよ!
そもそも投資は生きていく上で必要なお金を元手にして、お金を増やしていくことになるからとにかく管理することが重要なんだよね。
人によって管理の仕方が変わってくるから、自分に合った方法で資金管理していこう!
今日は、資金管理で有名なギャン理論について教えていくよ!
では、早速いってみよう!
ギャン理論を提唱したウィリアム・ディルバート・ギャンとは??

資金管理の鉄板、ギャン理論とは、ウィリアム・ディルバート・ギャンが提唱した資金管理の方法で、ウィリアム・ディルバート・ギャンはアメリカの投資家だ。
「ギャンの価値ある28のルール」で知られている。
手書きしかなかったアナログ全盛時代に米英の博物館資料まで精査し、独自の分析手法を数々生み出した。
その中で価格の変動には周期性があることを発見、日本の株式チャートにおけるローソク足とほぼ同じものを独自に編み出し、発見した法則を厳正なルールで制御することによって生涯8割以上という驚異的な勝率を誇った。
その的確な分析手法によって1929年の世界恐慌さえ1年以上前に予測してみせた。
彼が実際にトレードしていた時から実に1世紀近くが経過した今でも崇拝者の非常に多い、強いカリスマ性を持つトレーダーであり、テクニカル分析の始祖と呼ばれている。

結構見た目真面目そうな感じだね〜〜〜
ギャンの手法
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日々の相場を高値と安値、始値と終値の変形バーチャートを手書きで書き連ねた。
これは現代日本で最も一般的な「ローソク足」の原形である(テクニカル分析の酒田五法を開発した本間宗久こそが開発者だという説も多くある)。
レンジや型を見る折線グラフ「スイング・インジケーター」に、「時間と価格は均衡している」とみて方眼グラフに対角線(45°)とその半角線(22.5°)・さらに四半角線(11.25°)の放射線を引いて値動きのパターン分析を行った。
テクニカル分析はまた別の記事で詳しく説明しているから、そっちで確認しよう!!

そういう中、有名な「ギャンの価値ある28のルール」を自戒的に綴っていく。
これは“利大損小”のルール絶対主義である。

利大損小の積み重ねで資産は築かれるからね
「ギャンの価値ある28のルール」
- 一度のトレードで資金の1/10以上損失が出るようなリスクは取らない。
- 常にストップロス注文を使う。(毎回置く)
- 取引を重複させない。(もし2つ以上の取引をオープンしていたら、最初の取引のルールに違反すべきではない。)
- 利益を損失にしない。(含み益が出たら、ストップロス注文等でそれが含み損に陥らない状態にする。)
- トレンドが分からない時は取引しない。トレンドに逆らった取引はしない。
- 迷ったら出る。迷ったら入らない。
- 活発な市場でのみ取引する。
- 違う市場間でリスクを均等に分散する。
- 指値注文はせず、成り行き注文で取引する。
- 正当な理由がないのに手仕舞わない。
- 取引で儲けた余剰利益は別の口座に置く。
- 利益の薄い(scalp)取引はしない。
- 損失を平均化しない。(ナンピンはしない)
- 忍耐無く市場から抜け出したり、待つのが不安だからといって市場に入ったりしない。
- 小さな利益と大きな損失を避ける。
- ストップロス注文を置いたらキャンセルしない。
- 市場に頻繁に出入りすることは避ける。
- 相場の両サイド(ロング、ショート)からお金を稼ぐことに意欲的であること。
- 価格が低いとか高いからと言って買ったり売ったりしない。(値頃感で取引しない)
- 間違ったタイミングでのピラミッディングに注意する。ピラミッディングはレジスタンスを超えるか、サポートゾーンが壊された時のみ成されるべき。
- ピラミッディングは適切なタイミングでは非常に有益な場合がある。買いの時に上昇トレンドが強く、売りの時に明確な下落トレンドがある商品を選択する。
- 負けポジションをヘッジしない。ある商品をロングしていてそれが下がり始めたら、ヘッジするために他の商品をショートしてはいけない。市場から出る。損を確定し、次の機会を待つ。
- 正当な理由が無い限り、ポジションを変えない。取引をする時は一定のルールに従って、正当な理由で取引をする。その後はトレンドが変わる明確な兆候が無い限り、出ない。
- 長い期間での取引で儲けた時は、トレードを避ける。規律ある計画的な取引プログラムを維持する必要がある。
- 天井や底を推測しようとしない。本当に天井か底かは市場が見せてくれる。
- 盲目な人のアドバイスに従わない。
- 最初の損失後は取引を減らす。決して増やさない。
- 間違って入って間違って出てはいけないし、正しく入って間違って出てはいけない。これは二重の間違いである。
28個もルールがあると、さすがにボリュームあるね。
ギャン理論の価値ある28のルールは、基本的には短期投資におけるルールと言える。
長期投資の人にも参考になるルールは結構あるから、非常に役立つよ!
ギャンの価値ある28のルールは、1つ1つのルールを見るとそれほど難しくないんだよね。
「リスクを取りすぎるな」「ナンピン買いはだめ」「値ごろ感で取引するな」など、リスク管理やポジション管理、感情に流されないようにすることなどを説いたルールが多いのが特徴。
ルール14でだと、忍耐の重要性についても提唱しているね。
長期投資は元より、短期投資のトレードでも忍耐は重要だと思うよ。

ルールは守らなきゃいけないものというのが前提!
価値ある28のルールで特に押さえておきたい5つのルール
実際に大切な資金を投じて資産運用していく際、最も効果的なことは「勝てるルール」に従って売買すること。
「ギャン理論」を提唱したウィリアム・ギャンが考案した「ギャンの価値ある28のルール」は、100年近くも多くの投資家に愛されてきた「勝てる」「負けない」ルール。
ギャン理論には、「ギャンの価値ある28のルール」「ギャンアングル(ギャンファン)」「ギャンスクエア」などもある。
なかでも、価値ある28のルールは投資する際に気をつける点をほぼ網羅しており、ギャンが活躍した時代から100年近く経った今でも目からうろこのルール。
ギャンの価値ある28のルールは多くの投資家から支持され、現在でも活用する投資家が後を絶たない。
が、28個もルールがあることから、全部のルールを守ろうとするあまり、投資のパフォーマンスがなかなか上がらない投資家もいるのが現状…。
そこで、投資のプロの目から見てギャンの28のルールを紹介し、特にこれだけは守った方が良い5つを厳選してまとめたよ。
こう聞くと、ものすごく難しいトレードルールではないかと思われがちだが、まったくそんなことはない!
投資・トレード初心者でも実践できる!!
ギャン理論の28のルールの良いところは誰でも実践できるところ!
みなさんもご自身の投資の参考にしてみては?

28個くらい覚えられるはず!!暗記ゲーだね!!
28のルールの中で初心者必見のルール5選
ギャン理論の要、ギャンの28のルールを全紹介したよ。
熟練した投資家なら、すでに自分の投資ルールを持っているはず。
しかし、まだ投資ルールや勝ちパターンを見いだせていない初心者は、ギャン理論をどう取り入れたらいいのか。
俺から見て、初心者はまずこれだけは覚えておいた方が良いと思うルールを5つ厳選したよ。
<ギャンの価値ある28のルール:キラの厳選5つのルール>
ルール5:トレンドが分からない時は取引しない。トレンドに逆らった取引はしない。
ルール7:活発な市場でのみ取引する。
ルール13:損失を平均化しない。(ナンピン買いをしてはならない)
ルール17:市場に頻繁に出入りすることは避ける。
ルール19:値頃感で取引しない。
■ルール5:トレンドが分からない時はNO取引。トレンドに逆らった取引はしない。
トレードの基本はトレンドに乗ること。チャート分析をするのは、トレンドを探すためであり、上昇トレンドであっても下落トレンドであっても、はっきりとわかるトレンドに乗ったほうが勝ちやすくなる。
「休むも相場」という格言があるように、トレンドが分からない時は取引しない。
あるいは、トレンドがはっきりと出ている銘柄に絞った方が投資で勝つ確率は上昇する。
■ルール7:活発な市場でのみ取引する
日本の証券市場には東京証券取引所だけで4市場。
札幌証券取引所、名古屋証券取引所、福岡証券取引所を含めるとそれ以上になる。
だが、どの市場の銘柄も全部が活発に取引されているわけではなく、出来高が少なすぎて買いたい時に買えない、売れない時に売れない事態になるリスクがある。
また、出来高が少ないと値が飛ぶことが多くなったり、ボラティリティが高くなることもあったり、東証一部のように活発な市場の銘柄で取引した方が良い。
■ルール13:損失を平均化しない。
損失の平均化とはナンピンのこと。
ナンピンはトレーダーがやらかす最大の失敗ともいわれている。
ナンピン買いすることで、購入単価は下げられるが、下落トレンドが継続しちゃうと損失額が膨らむ。
メンタルにも良くないし、メンタルが悪化している時はトレードの成績も悪化しやすくなる。
資産を増やすどころか、減らすリスクの方が大きいからナンピンは避けた方が良い。
■ルール17:市場に頻繁に出入りすることは避ける。
これはルール3「取引を重複しない」、ルール12「スキャルピングをしない」とも重なる部分。
過剰な取引をすると手数料もばかにならないし、ずっと相場に張り付いていなければならず大変。
取引回数が増えることは、それだけ負ける確率も上昇することも忘れてはいけない。
基本的には取引回数を少なく、損小利大がギャン理論の真骨頂だと思う。
■ルール19:値頃感で取引しない。
これは自分の感覚で「安い」と感じただけで取引してはならない。
株価の安くなっている銘柄には、安くなっているだけの理由がある。
単純にテクニカルだけの問題なのか、それともファンダメンタルズに問題があるのか?
安くなっている理由をしっかりと調べた上で、投資を検討しよう。
買いから入るにしても、売りから入るにしても、しっかりとした根拠を持つことが大事。
投資…というと、一般的には大儲けするために行う経済行為というイメージが強い傾向にある。
が、ギャン理論の28のルールは大勝するためのルールではなく、負けないためのルールといえる。
だからこそ、初心者の方が取り入れるのなら、負けない投資法を構築するために取り入れるのがベターだと思う。
負けない=勝ち→資産が徐々に増えていく
このループを繰り返せるようになれば、資産は増えていくだろう。

エントリーする前に全てを決めておくべきだよ
ギャン理論「28のルール」はどんな投資に役立つのか?
ギャン理論の価値ある28のルールを紹介してきたよ!
じゃあ、このルールはどんな投資に役立つのだろうか?
ギャン理論が通用しやすい投資について話していくよ。
結論からいうと、ギャン理論の価値ある28のルールは
★スイングトレード
★モメンタム投資
★レバレッジETFの短期トレード
などに使える。
この3つに共通しているのは、短期のトレードであること。
そして、しっかりとルールを守ってトレードすれば、資金効率よく資産を増やせる可能性があることだ。
米国ETF「TECL」に代表されるレバレッジETFは、ギャン理論を駆使すればすれば大きなリターンを得られる可能性もあるよ。

利益は大きく損失は小さくの積み重ね!!
あなた自身の取引ルールと28のルールを照らし合わせる
いつの時代も、株式市場ではごくわずかの投資家が勝ち続け、その裏で多くの投資家が退場に追い込まれているよ。
もし自分が「ごくわずかの投資家」の側になりたいと思うのであれば、投資手法は人の真似をするので止めず、自分自身の経験に裏付けされたオリジナルを身につけることが大切。
ギャン理論は時代に左右されない本質的なものが多いかな。
だけど、人それぞれ性格は違うから得意な部分もあれば苦手とする部分もある。
長く投資をしていると、失敗も数多く経験する。
実際に俺もいろいろな教材を買って実トレードで試し、経験から学び、自分のオリジナルルールを作り、そして失敗を改善した先に成功があった。
まずは、自分の弱点はどこなのか、客観的にチェックしてみてレベルアップを図ろう。
相談等あれば、LINE送っておいで!
最後に…ウィリアム・ギャンとは
ギャン理論の生みの親、ウィリアム・ディルバート・ギャン(1878~1955)は、1929年の世界大恐慌の発生時期と規模を言い当てたとされる伝説の投資家。
ギャンは相場予測を的中させるだけでなく、自ら編み出したルール(後の価値ある28のルール)をトレードで実践して成功を収めた。
ギャンが提唱した理論や考え方には、「ギャンの価値ある28のルール」「ギャンアングル(ギャンファン)」「ギャンスクエア」などがあるよ。
少し残念だなと思うことは、ウィリアム・ギャン自身の手によってギャン理論の解説書が書かれなかったことと後継者に恵まれなかったことだ。
ギャン本人の手によって価値ある28のルールの解説書を後世に遺してほしかったね。

昔の人に負けないくらい凄いと言われる人になりたいね!!